2024伊勢まつりで、お仕事チャレンジに参加しました。(三重県伊勢市耳鼻科病院ヤノハラクリニック)
みなさんこんにちは。耳鼻咽喉科やのはらクリニック院長の矢野原元です。
先日10月13日(日)に伊勢祭り会場において、伊勢商工会議所青年部主催の「伊勢っ子サミットのお仕事チャレンジ」というイベントに『やのはらクリニックwith ウェルシア』として参加させていただきました。子供たちに様々なお仕事を体験してもらうイベントです。当院のブースでは、子供たちに白衣を着てもらって、お薬をつくってもらう「薬剤師体験」を企画しました。当ブース以外にドローン操縦、マッサージ、メカニック、清掃、和紙製作、ブレスレット製作などなどがありました。
本来なら大祭り前に院内やブログなどで案内するべきですが、初めての企画であり僕たちも、うまくいくかどうかわからず、自信をもって案内することができませんでした。そのため事後報告になります(笑)
もともとは伊勢市商工会議所青年部から依頼をいただいたときに、当院(小さな耳鼻科クリニック)では期待にそえず、もう少し規模の大きな病院のほうが子供たちに喜んでもらえるブースができると思い、お断りしようと思っていました。しかし、父からクリニックを継承して約5年、開業医としての仕事に慣れつつあり、そろそろ何か地域貢献をしていきたいと考えていた時期でもありました。そのため、なんとか当院としてブースをだせないか考えていたところ、ウェルシア小俣店の協力をえることができました。さすがは大企業で、子供たちの薬剤師体験としてのノウハウがしっかりあり、協力を得てからはトントンと話しはすすんでいきました。
↑本当は笑顔の、良い写真いっぱい撮れたのですが、プライバシー考慮して、ブログではこのような後ろ向きの写真ばかりです。ガムテープで看板をはっているあたりが手作り感があっていいですね。
当日は初めての試みでしたが、結果は大成功でした。たくさんの子供たちに参加していただき、午前中で午後の予約もほぼうまるほどの人気でした。あるお子さんは「キッザニアより楽しかった」といってくれました(笑)。
↑学生の時の文化祭を思い出しました。やはり大人7人が本気になって協力すると、それなりのものができ、子供たちに喜んでもらえますね。
アロエの軟こうを作ったり、ポカリスエットの粉末を秤で計測し粉薬を、ジュースでシロップ薬を調合したりして、自分の薬を作ってもらいました。子供たちは何かをつくるというのが大好きですね。すごく楽しそうで、その笑顔をみるだけでこちらも参加してよかったと思いました。
最終的には70人くらいのお子さんに体験していただき、喜んでもらえました。このうち数人でも将来医療系に進んでくれたら本当にうれしいですね。もっとたくさんの子供たちに体験してもらいたかったですが、やはり資材に限りがあり、体験できない子供たちには申し訳なかったです。
ウェルシア(小俣店、宮町店、ララパーク店)から4人の薬剤師の先生にも参加していただき、子供たちを指導していただきました。普段は処方箋や電話のやりとりだけで、意外にも顔をあわすことが少ないですが、今回は一緒に活動できて楽しかったです。今回は本当にお世話になりました。ウェルシアの協力なくば、今回のイベントの参加はなかったです。
最後に、このようなすばらしい場所を作ってくださった、伊勢商工会議所青年部の皆様、本当にありがとうございます。みなさんの伊勢市への献身的な行動には頭が下がります。今後は、みなさんに負けないように、僕も地域に何らかの貢献ができるように努力します。