令和5年1月30日より、クリニックを新築し、リニューアル開院させていただきました。言うまでもなく、クリニックの価値は、建物ではなく、患者さんに提供する医療の質で評価されるべきです。それには、担当医師の知識量であったり、人間性であったり、医療技術が最も重要と考えています。建物を変えずに医師を変えろと言われないように、研鑽を重ねてまいります。

人の感覚器には光に対する視覚器（目）、音に対する聴覚器（耳）、化学物質に対する嗅覚器や味覚器（鼻、舌）、温度や刺激に対する触覚器（皮膚）があります。いずれも、障害されてすぐに致命的になる疾患は少ない器官ではあります。しかし、障害されると著しく生活の質が落ちる器官であります。私たち耳鼻咽喉科はそのうち耳、鼻、のど（舌）を専門としております。鼻閉でミルクを飲みにくくしている乳児、滲出性中耳炎で聴力がおちて言葉の獲得に不利のある幼児、鼻閉や鼻汁でパフォーマンスが落ちている働き盛りの人、難聴がすすみ、人と会話することが嫌になる高齢者など、治療することで少しでも生活の質が改善され、楽しく、不利がない人生を送る手助けができればと考えています。

『少ない処方、多い説明』を心がけ、乳児～高齢者まで、みみ、はな、のど、について何でも相談できるクリニックをめざします。よろしくお願いします。

院長略歴
中島小学校、皇学館中学、皇学館高校
愛知医科大学　医学部卒業
愛知医科大学病院　研修医
愛知医科大学　耳鼻咽喉科
中部労災病院　耳鼻咽喉科
名古屋記念病院　耳鼻咽喉科　科長
やのはらクリニック　

日本耳鼻咽喉科学会　耳鼻咽喉科専門医
　　　　　　　　　　補聴器相談医