令和5年  あけましておめでとうございます。(三重県伊勢市小俣町耳鼻科病院やのはらクリニック)

「令和5年 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」

耳鼻咽喉科やのはらクリニック院長の矢野原元です。

本日(1月2日)伊勢市の休日診療所の臨時発熱外来で、診察してきました。たくさんの発熱患者さんが検査にこられましたが、驚いたのがインフルエンザの患者さんもみえたことでした。相変わらず、若い人の発熱者のほとんどはCOVID19感染です。しかし、今回は20人ほど検査して2人のインフルエンザ陽性を確認しました。(同時感染は一人もいませんでした。)おそらく、今後数か月はインフルエンザの流行は避けられないと思わされた一日でした。

医師である僕でも、ここ2年ほどインフルエンザの患者さんをみていませんでしたので、みなさんも忘れているかもしれません。以下に簡単にまとめました。(参考:厚生省ホームページ)

インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気で、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られる。

インフルエンザに対する治療薬としては、下記の抗インフルエンザウイルス薬があります。
商品名でタミフル、リレンザ、ラピアクタ、イナビル、シンメトレル、ゾフルーザなど

抗インフルエンザウイルス薬の服用を適切な時期(発症から48時間以内)に開始すると、発熱期間は通常は短縮され、鼻やのどからのウイルス排出量も減少します。なお、症状が出てから2日(48時間)以降に服用を開始した場合、十分な効果は期待できません。←そのため、早めの医療機関受診の意味がありそうです。

一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。そのためにウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります。
現在、学校保健安全法で「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています。あくまでも学校保健安全法ですので就学児が対象です。就労する大人に関して、インフルエンザには、出勤停止期間については法的な規定がないため、就業規則等に準ずることになります。

以上、ほとんど厚労省のホームページのコピペで恥ずかしいですが。

話はかわりますが、R5年1月30日から、新クリニックでの診察を開始します。そのリニューアルに際して、病院のロゴを一新しました。上記の上段がロゴです。また下段がキャラクターの「Dr G君です。」「G」は「ゴリラのG」と「僕の名前が元ですので、G」で丁度よいかなと、結局は後付けですけど…。鼻は「やのはらのY」になっていて、胸には父親が考えた旧ロゴのyc(ヤノハラクリニック)を残しました。

せっかく、小さいとは言えクリニックの院長になったのですから、何か当院独自のキャラクターが欲しいとずっと思っていました。耳鼻科といえば…鼻の長い象…耳が大きいうさぎ…首の長いきりんなどなど、様々なキャラクターを使っているクリニックがあります。

ゴリラには……特に意味がないです(笑)ロゴデザイナーに頼んで作ってもらった最初の案がこれで、最初見せられた時から、なんとなく愛着がわいてしまい、変更できませんでした(笑)。

新クリニックには、新しい機械も入れます。トイレや診察台、テレビやモニタ―、待合室の椅子など、見かけ上はすべて変わります。しかし、中身である医師(僕)とスタッフはかわりません。スタッフの多くが父親の代から長く働いてくれています。医師も変えてほしかったと言われないように、心機一転頑張って診察させていただきます。1月は引っ越しもあり、休診が多くなります。また、2月以降は新病院で診察しながら、旧病院の取り壊し、駐車場や看板の整備で工事が続きます。ご迷惑おかけし申し訳ありません。

それではみなさん、今年もよろしくお願いします。