伊勢っ子が熱狂するお木曳(伊勢市小俣町耳鼻咽喉科やのはらクリニック)

みなさんこんにちは。耳鼻咽喉科やのはらクリニック院長の矢野原元です。スギ、ヒノキ花粉症の時期が終わり、耳鼻咽喉科医としては仕事に余裕がでてきました。

さて、最近は我々伊勢っ子のあいだでは「お木曳」の話題でもちきりですね。 地元の人間にとっては、「伊勢神宮の近くに暮らしている誇り、喜び」を再確認する時期でもあります。この時期は芸能人もたくさん伊勢に来られ、ネット上で写真が出回っています。

伊勢の方はご存知とは思いますが……「お木曳(おきひき)」とは、二十年に一度行われる伊勢神宮の式年遷宮において、御社殿を造るための御用材(ごようざい)を神領民(しんりょうみん=伊勢の住民)が奉曳車(ほうえいしゃ)やそりに載せ、神域まで運び入れる伝統行事です。

特に、伊勢で幼少期を過ごした僕のような人間にとっては昔を思い出す機会にもなります。20年前の前回は名古屋にいて参加しませんでした。その前の40年前は小学生の時で、当時は伊勢市の二俣町に住んでいました。その時は生きていた祖父母の顔や、その時の友達も思い出されます。『おもちゃのダイコクヤでドラゴンクエストⅡを買ったな』『改造したミニ四駆でレース』『1,6,3,8日の高柳の夜店は人で大混雑(今では考えられません)、まともに歩けないほどでした』。当時は今のような少子高齢化ではなく伊勢市も活気に満ちていました。近くに横ゴムの大きな社宅もあり、皆で野球をして遊んで(ドジャースではなく、みんな巨人か阪神の帽子かぶってました)、自宅周辺もにぎわっていました。当時4クラスあった中島小学校が今は1クラスしかないとのことで悲しい限りです。僕の出身中学の皇学館中学も2029年での閉校がきまっているようで伊勢志摩地域の衰退を感じずにはいれません。

実際、僕の同級生も伊勢にいないことが多いです。今年は伊勢を離れてくらしている友人が、各地区のお木曳にあわせて帰ってくることが多く、久しぶりに会うことができています。

今は小俣町に住んでいますので、今回は小俣奉曳団での参加になります。4月12日にはお披露目引きに参加し、写真はその時のものです。幸運にもクリニックも前を通りました。

僕は本番の5月23日(土)はクリニックでの診察がありますので参加できません。5月なのに大変暑い日が続きます。みなさんどうか熱中症に気をつけて無事に神木を届けてください。たくさんの小俣住民の人が参加されると思うので、クリニックはその日は閑古鳥が鳴くかもしれません。小俣町在住以外の患者さん、よかったら5月23日に来てください(笑)

次の20年後も思い出すと思います。息子は小さくてかわいかったなとか。次の20年後の世界は想像できませんね。僕たちは働いているのでしょうか?すべてロボット(AI)がやって、ただ生かされているだけになっているのでは?医師の仕事はあるのか?手術もロボットがやっているのでは?ここ数年、世界情勢をみていると平和が当然の時代でもなくなっています。伊勢市は、そもそも日本は地図上にあるのでしょうか?考えると不安ばかり、いまこそ伊勢神宮に行って世界平和をお祈りします。