僕もワクチンの注射されるのは苦手です。(三重県伊勢市小俣町耳鼻科病院)

皆さんこんにちは。耳鼻咽喉科やのはらクリニック院長の矢野原元です。

最近は、診察の間に1日に20名くらいインフルエンザワクチンの接種をさせていただいてます。当院では全患者さんに僕自身が打たせて頂きます。時々患者さんから『先生がうつんですか!』とびっくりされますので、ワクチンは看護師さんがうつものと思われているのかもしれません。

これには僕なりのこだわりと理由があります。

正直にお伝えすると、注射という技術そのものにおいて、熟練した看護師と医師の間に大きな差があるとは思えません。我々医療従事者にとって注射なんて慣れっこです。まともに仕事をしている人であれば医師も看護師も関係なく朝飯前です(子供の採血や、点滴は本当に難しいことがあります。小児科の先生は本当にすごいです。本当に尊敬します!)。

看護師も非常に丁寧に、上手に打ってくれる人がいます。実際、当院の看護師に僕も打ってもらったことがありますが本当に痛くなかったです。もしかしたら僕より上手かもと思うくらいです。

ですが、僕は「医師と患者さんの間の信頼関係」が、注射の痛みを和らげるのではないかと考えています。「いつもの先生だから安心」「信頼している先生に任せている」「いつもの場所、いつもの声」という気持ちがあると、体の緊張が自然とほぐれます。筋肉や皮膚がリラックスした状態で受ける注射は、固まった状態よりも痛みが少なく感じられると思うのです。皆さんの心の緊張を少しでもとりたいという想いから、接種の時も常に話しかけるようにしています。

もう一つは伊勢市内にもたくさんの医療機関がある中で、「やのはらクリニックで打とう」と当院を選んでくださった。それは、医師や当院スタッフに対する大きな信頼の証だと受け止めています(もちろん、たまたま空いていたからの人もいますが)。

だからこそ、その信頼に応えるためにも、僕自身が直接患者さんの顔を見て接種することが当たり前だと考えています。同様の理由で、発熱外来での抗原検査も、看護師に任せることなく僕が直接行うようにしています。コロナ禍の時もこだわってすべて自分で検査してきました。もちろん看護師さんに任せた方が楽ですし、数もたくさんこなせます。医療は商売ではないので、これからも体力がある限り最低限こだわってやっていきます。

注射が得意な方も、少し苦手な方も、どうぞ安心してご来院ください。僕も注射されるのは大嫌いです。だから、少しでも痛くないように努力します。針はためらわず一気に刺して、薬液を早く入れすぎず一定の速度で注射するように心がけています。さらに痛みを減らすように、緊張せず、笑いながら接種しましょう(笑)

楽しいクリスマス、冬休み、または大事な受験、大事な仕事、それらがインフルエンザ感染によって邪魔されないように、ワクチン接種にメリットがあると思う方は、ご来院をお持ちしています!!